今回は愛犬のためのお庭についてご紹介します。
コロナ禍により「おうち時間」が増え、最近になってペットを飼い始めたという方も多いのではないでしょうか。
弊社におきましても「愛犬のためのドックランをつくりたい」などのご相談を多くいただいております。
愛犬のためのお庭づくりにおける、注意したい3つのポイントとオススメの商品を施工例を交えてご紹介したいと思います。
ご興味を持たれた方はぜひご相談くださいませ。
「扉を開けたら、愛犬が急に飛び出してヒヤッとした」
ご家庭で愛犬と暮らしている方は経験があるのではないでしょうか。愛犬のためのお庭づくりにおいても、フェンスや門扉を設置し、脱走されない工夫が非常に重要です。犬の種類によってもジャンプ力は異なりますが、小型犬のトイプードルでも100センチを超えるハイジャンプの記録があるということですので、愛犬の身体能力にあった高さ選びが大切です。
犬に多いケガとして骨折や脱臼が挙げられます。家庭内でいうと、高いところからの落下や、狭い隙間に足を挟んでしまうなどが原因として挙げられます。お庭づくりにおいてはデッキの段差を極力少なくしたり、タイルなど滑りやすい素材を減らすなどの工夫が必要です。
また、犬は毛におおわれているため人間のように発汗による体温調節がほとんどできません。その上、人間より地面との距離が近いので体感温度が高くなります。熱中症にならないよう、シェードを設置したり、いつでもすぐに水分補給ができるよう水場を確保しておくのも良いでしょう。
肉球の火傷も夏場は多いケガの一つです。地面温度が上がりにくい素材選びも重要といえるでしょう。
犬は胸やけを起していたり、異物を吐き出そうとしているときに草を食べることがありますが、ただ単に、遊びの延長や飼い主の気を引こうとして草木をいたずらしたり、穴掘り行動をすることもあるでしょう。せっかく植えた草花が荒らされてしまって残念な思いをする前に、愛犬の届かない高さに花壇をつくったり、大切なものはプランターに植え替え場所を移動するなどの工夫が必要です。
また、フェンスや門扉下からの脱走を防止するためにも、フェンスや門扉の下は掘れない素材にすることも重要です。
弊社での実際の施工例です。ガーデンルームは雨の日でも外に出られない愛犬のストレスを軽減してくれます。
素材は様々ですが、脱走防止のためには小型犬で120㎝、中型犬で150㎝程度の高さが必要です。格子状のフェンスを取り付ける場合には、隙間を狭くし、愛犬がすり抜けてしまわないように施工します。
弊社で実際に使用している人工芝です。クッション性があり、掘り返しの心配も少ないので安心です。
ウッドデッキは土で足が汚れないのがメリットといえますが、夏場は表面温度が高くなりやすいため日除けと合わせることで、さらに過ごしやすくなります。
夏場に屋外で長時間遊ばせる場合には、熱中症防止のためにもシェードなどで日陰を作ることが必要です。
立水栓は愛犬の足洗い場として、水汲み場としてとても便利です。
弊社での実際の施工例です。愛犬用プールは滑りにくいタイルを使用し、使わないときには蓋ができるような仕様になっています。